甘えてくる 若い女性

甘えてくる 人のことを子供扱いしてしまうことはよくある。きちんと一人でできず、誰かに助けてもらうことで、なんとかしようという魂胆が見えると、人として付き合うことは限定的になっていく。

甘えてくる 人を、ダメだと判断する理由は何か?

甘えてくる人をダメだと判断する最大の理由は迷惑だからです。自分のことをきちんとせずに、誰かにやってもらおう的な甘え方が結構あります。職場でも友達関係でも、面倒なことは人に頼んで切り抜ける。それ自体はあざといとかいわれたりもしますが、生き方上手な人もいます。でも、甘えてくる人はそれとは違っていて、一方的に、行動を差し出せと言わんばかりです。最初のうちはそれでもいいですが、蓄積してくるとだんだん嫌な気分になっていきます。

それはなぜか?

甘える方は甘えさせてもらうことがメリットです。甘えさせる方は、甘えさせても十分なリターンがないので、嫌になります。これ、実は同じ穴の狢。甘えてくる方も、甘えさせる方も、なんらかのメリットによってつながっています。だから、甘えさせる方は、何かしたらその見返りが欲しいと考えてしまいます。

メリットが得られないので関係は破綻します。でも、これはメリットの関係なので本来の気持ちの人間関係ではありません。

甘えてくる 、受け入れる関係性とは?

親密か好意的な人間関係においては、少々の甘えは許容されます。気持ちの人間関係なので、少々メリットがなかろうが、やってあげたい気持ちがあるので受け入れます。甘える方も何かして欲しいのではなくて、近い関係で自分を受け入れて欲しい気持ちが強いのではないでしょうか?

そうすると、話を聞いてくれたり、わかってくれることにポイントが置かれて、それをしてくことになります。だから、行動で示してもらわなくてもつながっている、大丈夫というふうに思えてきます。

この甘え方を限定的な人に対してやっているうちはいい甘え方になります。

誰彼構わずは流石に問題ですが、親密な人間関係であれば十分に当たり前の関係と言えます。

成長させて 甘え なくすることは可能なのか?

では、メリットの関係の甘えをしている人は、どうしたらそれを止めることができるでしょうか? 一つは安心です。自分のことを肯定してくれて大事に思ってくれる人ができること、そしていい関係であることであれば、その人を手放したくないと思い始めます。恋愛がまさにこれにあたりますし、子育ても同じです。

そうなってきた時に、大事な人に負担をかけたくないと感じて、自分を律したりして頑張ろうとする気持ちがあると、成長につながります。

ですが、浮気されたり、裏切られたりすると、猜疑心から、相手の気持ちを確かめたくなって、行動を要求するようになります。それでは、メリットの関係に逆戻りで、相手を傷つける甘えをしてしまい、人間関係を破綻させ、一人に戻るしかなくなります。

甘え は大人でも必要なもの。ただし、人間関係を崩してはいけない。

大人にも甘えは必要です。全ての局面で気を張って生きていくのは疲れます。ちょっと気の置けない関係や、理解をしてくれる人、背中を押してくれる人、話を聞いてくれる人がいれば、人が元気になります。でも、慣れていないと、ついつい図に乗ってやり過ぎてしまって、相手の負担になり、人間関係を崩してしまいます。

甘えは必要でも、無制限に甘えていい物ではなく、ある程度、節度をもってげんていてきにあまえていくのがいいでしょう。物には限度、許容される範囲があるということです。

感情に流されている人は、行動を制御できない。

許容される範囲があるのがわかっていても、感情に支配されて流されている人は行動の制御ができません。例えば、嫉妬に狂っている時に自分を制御することはできませんし、怒り、悲しみのど真ん中にいる時に、理性的で大人の対応が取れる人は中々いません。

大人になって、感情をある程度制御、受け入れることができるようになると、当然のように行動に直結することはなく、少し時間を一人で過ごすか、負担にならない程度に人に話をして感情を収めていくことができます。

しかし、経験値が少ない、きちんと甘えられない人たちは、自分ではその制御はできません。

甘えさせる側が大人になって、ダメなことを教えたり、引き受けたりして、それこそ、子育てでやってもらっていない部分をやってあげることで、追加の学習をさせ、分別を理解し行動できるようにしていく必要があります。

甘えてくる 子供みたいな人をどうしたらいいのか?

甘えてくる子供みたいな人は、一人では中々成長できません。周りの人が、その人の親がやってこなかった、甘えさせることを大人に甘えさせるレベルで行って、成長を促していくしかありません。

拒絶し、放り出したら、同じことを他でし続けるだけです。いつか、甘えられる誰かに出会えればいいですが、それは偶然の確率です。

HOME