嫌われる甘え方 とはどういうものか?

嫌われる甘え方

嫌われる甘え方 とは?

嫌われる甘え方 は、相手の受け取れる量を遥かに超える甘えを押し付けていくことです。もちろん、甘えている側は、その意識がないので、

  • どうしてやってくれないのか?
  • 私のこと大事ではないのか?

なんて、相手が悪いように思ってしまうことがあります。これを続けたら、お互いに辛い状態になってしまいます。

どうして嫌われるのか?

嫌われるということは相手が、嫌だという状態になっているということです。嫌は快適ではないということですから、この場合、自分のできないことを要求されていることですね。この状態が1回くらいだったら受け流すこともできますが、何度も重なると嫌気がさします。この繰り返しがあって、要求を引っ込めないとしたら、相手にとっては重い相手と認識されてしまいます。

今の時代は、関係性がそれほど密ではないので、ちょっと嫌だと離れることは経験していると思います。再重要視している彼氏彼女、夫婦の間ですら、嫌が貯まれば距離を取りに行きます。距離を取られた側、つまり甘えていた側は甘えたいのにそれができないので、フラストレーション・ストレスがさらに溜まって行きます。

フラストレーション・ストレスが溜まってくると、受け入れてもらえないから攻撃することになる場合が多いです。そうすれば、相手を責めて嫌われていく流れです。

嫌われる甘え方 をしてしまった

嫌われる甘え方 をしてしまった場合は、極力、そのことをリカバーするしかありません。端的に、謝ることは有効ですが、甘えが強かった場合、相手は拒否モード、既に距離を取られているので関係回復はなかなか難しいでしょう。そもそも、相手の状態を気遣うよりも、自分の世級を押し付ける方が嫌われる甘え方をする人には多いので、謝り方も自分の欲を満たすように、自分を受け入れさせるようなコントロールを押し付けて行きます。

それでは、本当に嫌われて、二度と会ってもくれなくなります。恋愛で後悔している人にはこの傾向が強いです。ですが、過ぎたものはある意味仕方ありません。

1回謝るべきを謝って、しつこくしないことです。後悔を抱いて生きていくしかありません。それくらいのことをしてしまったので、次でもまた同じことをするとか、本当に避けるべきです。

嫌われる甘え方 は極力やめる

嫌われる甘え方 をする人は、自分の世級を通すことが甘えることだと勘違いをしています。その勘違いを改めない限り、行動を変えることはできません。あなたのために生きている人はあなた以外、誰一人いません。それを理解し、相手の許容範囲に収まるようにコミュニケーションをとっていく必要があります。最初は失敗もありますが、慣れてくると節度がわかってきて、嫌われる甘え方をしなくてもいいようになって行きます。

最初は意識して、そして繰り返すことで無意識に節度をわきまえた甘え方ができるように慣ればいいでしょう。

甘えてくる 人は子供

甘えてくる 若い女性

甘えてくる 人のことを子供扱いしてしまうことはよくある。きちんと一人でできず、誰かに助けてもらうことで、なんとかしようという魂胆が見えると、人として付き合うことは限定的になっていく。

甘えてくる 人を、ダメだと判断する理由は何か?

甘えてくる人をダメだと判断する最大の理由は迷惑だからです。自分のことをきちんとせずに、誰かにやってもらおう的な甘え方が結構あります。職場でも友達関係でも、面倒なことは人に頼んで切り抜ける。それ自体はあざといとかいわれたりもしますが、生き方上手な人もいます。でも、甘えてくる人はそれとは違っていて、一方的に、行動を差し出せと言わんばかりです。最初のうちはそれでもいいですが、蓄積してくるとだんだん嫌な気分になっていきます。

それはなぜか?

甘える方は甘えさせてもらうことがメリットです。甘えさせる方は、甘えさせても十分なリターンがないので、嫌になります。これ、実は同じ穴の狢。甘えてくる方も、甘えさせる方も、なんらかのメリットによってつながっています。だから、甘えさせる方は、何かしたらその見返りが欲しいと考えてしまいます。

メリットが得られないので関係は破綻します。でも、これはメリットの関係なので本来の気持ちの人間関係ではありません。

甘えてくる 、受け入れる関係性とは?

親密か好意的な人間関係においては、少々の甘えは許容されます。気持ちの人間関係なので、少々メリットがなかろうが、やってあげたい気持ちがあるので受け入れます。甘える方も何かして欲しいのではなくて、近い関係で自分を受け入れて欲しい気持ちが強いのではないでしょうか?

そうすると、話を聞いてくれたり、わかってくれることにポイントが置かれて、それをしてくことになります。だから、行動で示してもらわなくてもつながっている、大丈夫というふうに思えてきます。

この甘え方を限定的な人に対してやっているうちはいい甘え方になります。

誰彼構わずは流石に問題ですが、親密な人間関係であれば十分に当たり前の関係と言えます。

成長させて 甘え なくすることは可能なのか?

では、メリットの関係の甘えをしている人は、どうしたらそれを止めることができるでしょうか? 一つは安心です。自分のことを肯定してくれて大事に思ってくれる人ができること、そしていい関係であることであれば、その人を手放したくないと思い始めます。恋愛がまさにこれにあたりますし、子育ても同じです。

そうなってきた時に、大事な人に負担をかけたくないと感じて、自分を律したりして頑張ろうとする気持ちがあると、成長につながります。

ですが、浮気されたり、裏切られたりすると、猜疑心から、相手の気持ちを確かめたくなって、行動を要求するようになります。それでは、メリットの関係に逆戻りで、相手を傷つける甘えをしてしまい、人間関係を破綻させ、一人に戻るしかなくなります。

甘え は大人でも必要なもの。ただし、人間関係を崩してはいけない。

大人にも甘えは必要です。全ての局面で気を張って生きていくのは疲れます。ちょっと気の置けない関係や、理解をしてくれる人、背中を押してくれる人、話を聞いてくれる人がいれば、人が元気になります。でも、慣れていないと、ついつい図に乗ってやり過ぎてしまって、相手の負担になり、人間関係を崩してしまいます。

甘えは必要でも、無制限に甘えていい物ではなく、ある程度、節度をもってげんていてきにあまえていくのがいいでしょう。物には限度、許容される範囲があるということです。

感情に流されている人は、行動を制御できない。

許容される範囲があるのがわかっていても、感情に支配されて流されている人は行動の制御ができません。例えば、嫉妬に狂っている時に自分を制御することはできませんし、怒り、悲しみのど真ん中にいる時に、理性的で大人の対応が取れる人は中々いません。

大人になって、感情をある程度制御、受け入れることができるようになると、当然のように行動に直結することはなく、少し時間を一人で過ごすか、負担にならない程度に人に話をして感情を収めていくことができます。

しかし、経験値が少ない、きちんと甘えられない人たちは、自分ではその制御はできません。

甘えさせる側が大人になって、ダメなことを教えたり、引き受けたりして、それこそ、子育てでやってもらっていない部分をやってあげることで、追加の学習をさせ、分別を理解し行動できるようにしていく必要があります。

甘えてくる 子供みたいな人をどうしたらいいのか?

甘えてくる子供みたいな人は、一人では中々成長できません。周りの人が、その人の親がやってこなかった、甘えさせることを大人に甘えさせるレベルで行って、成長を促していくしかありません。

拒絶し、放り出したら、同じことを他でし続けるだけです。いつか、甘えられる誰かに出会えればいいですが、それは偶然の確率です。

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いい甘え と悪い 甘え

いい甘え と悪い甘え

いい甘え と、悪い甘えの違いはなんだろう?

いい甘え と悪い甘えの区別は難しい、というか考えている人はどれくらいいるだろう? 甘えたい人は多い。でも甘え自体は、大人になり切れていないとか、あまりよくないイメージが多いですね。いい大人が、なにいってるの? みたいなふうに見られたりもするので、その辺はある意味、人の判断です。

人がどう思うが、その人が持っている甘えたい気持ちは、抑えることができても消えるようなものではありません。そうするとどうやって付き合っていくのか? ということになります。

悪い甘えとは?

まず、悪い甘えですがこれは人間関係を崩します。甘え自体は相手から何かを引き出す行為ですが、相手が負担に思ってしまったり、負担を更に掛けていくようなことを続けたら、相手にも気持ちがありますから嫌に思ってしまいます。自分のやりたいことを相手に押し付けても、そこには限界があってそれを超えれば人間関係が崩れます。

そういう甘え方は、継続が難しく、相手が逃げて行ったりしてしまいます。

悪い甘え方をする人は、子供の頃から甘えることに問題があって、自分の欲求が満たされていないですね。

いい甘え とは?

逆にいい甘えというのは、甘えられた相手がちょっといい気分になります。踏み込み過ぎずに、相手の何かやってあげたい気持ちや、甘えさせて喜ばせて嬉しいという気持ちにするものです。これは恋愛中にはよく起こりますし、可愛いと思っている子供にはできるのではないかと思います。精神的もの余裕がある人は、人を甘えさせても怒ったりしません。逆に、追い込まれている、余裕のない人は、人のことまで面倒を見ている余裕がないので、どうしてもイライラしてしまいます。

よくスーパーや電車で子供に怒っている親御さんを見かけますね。

悪い甘えを続けるとどうなるか?

悪い甘えを続けていくと、いろいろやって欲しい、自分を優先して欲しいというのが多いですね。当然相手は逃げていくし、自分の欲求は満たされないから、イライラしたり、攻撃的になったりします。自分には甘えさせてくれる人もいないとか思い込んでしまう人もいます。そうなると、それを払拭するのはもう難しいですね。いい甘えを経験しないと、過去の経験を払拭することができませんから、甘えたくて甘えたくて仕方ない感じになって、旦那さんや恋人でそれが満たされないと、別のことで満たそうとします。不倫になるケースもあるし、何かの習い事で可愛がってもらうなんてこともあります。

どれを選択するかは、その人の経験によります。

いい甘え は陶酔?

では、いい甘えをすると人はどうなるでしょうか? 甘えさせてもらうと人は安心します。守られているような気になるかもしれません。甘え方も相手に負担をかけるものではありませんから、継続的に甘えても大丈夫です。人は安心すると穏やかになるから、幸せを感じるでしょう。でも、この甘えは、何でもしてもらおう的なもではなくて、理解してもらうわかってもらう自分を受け取ってもらう的な甘えです。だから、とても気分が良いはずです。

いいと悪いの境界線は?

いい甘えと悪い甘えの境界線は、なんでしょう? いい甘えは精神的な部分が強くて、それに付随して何かしてもらうことはあるけど精神的な充足感があります。悪い甘えは、何かしてもらう的な発送で、相手に負担をかけますが、その負担に耐えることを期待しているので、相手を試していると言ってもいいかもしれません。いい甘えは、精神的に満たされたくて、悪い甘えは行為的に満たして欲しいという違いです。

人間的に成長すれば、精神的な満足があれば大体満たされます。

まとめ

いい甘えは、精神的な満足です。肯定される人間関係で行えます。
悪い甘えは、相手を試す行為です。ダメな自分を受け入れて欲しいという、ね。

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